上京女子と地方女子の５つの違い

大学を卒業後、上京して東京の企業で総合職として働いている私が感じる上京女子と地方女子の違いがあります。

上京当初は仕事や東京での暮らしに慣れるのに精一杯でしたので、さほど気にしていなかｔったのですが、結婚適齢期を迎えて地元の同級生がドンドン家庭に入っていく姿を目の当たりにして、「幸せになってね」と思う反面わたしの結婚観は「今はそれどころではない」と複雑な心境になるのも正直なところです。

最近は特に地元の同級生とLINEでやり取りしていても、随所に違いを感じるようになりました。

上京女子と地方女子の違い（１）目標意識

地元の同級生を悪く思ってもいないですし、逆に上京して来たことを鼻高にしているわけではないですが、地方女子（地元の同級生）は目標意識がなさ過ぎると感じます。

外面的にお洒落をして着飾って自分磨きをするとか、そういうことではなく、地元の子には人生に対する目標を感じれず、また目標があったとしても目標に対して行動しているのかどうか分からない点もあります。

たぶん私も上京して来なければ、その目標意識を明確にすることができなかったと思うのですが結婚適齢期を迎えるようになり、まるで地方女子の目標は結婚がひとつのゴールのような意識が根強くあると感じました。

上京女子と地方女子の違い（２）結婚の価値観

女子であれば結婚願望は程度の差があっても誰にでもあると思うのですが、それがある意味価値観となっている点です。

既定路線のように結婚適齢期を迎えると、まるでこれまでの人生のすべてを「結婚」のために逆算していたような印象を受けるほど、地方女子と上京女子とでは結婚に対する価値観が違うと感じています。

ひとつは女性の経済力に対する価値観もあると思いますが、上京女子は当然ながらある程度の経済力を持っていますので、配偶者になる人の経済力も気にしないといえば嘘になります。

例えば、地元の同級生同士で結婚して、ご主人が地方のトラック運転手と聞くと、それはそれで愛があれば何よりも素敵だと思うけど、同時に視野が狭いとも思ってしまいます。

上京女子と地方女子の違い（３）仕事に対する価値観

そもそも地方女子の場合は、（１）（２）のように、人生の目標を結婚に置いている時点で、上京した私と価値観や意識のズレが出てきたのだと思うのですが、そのズレが生じた原因は、やはり上京したことなのだと思います。

特に、単に仕事をしている、働いて収入を得ているということだけに限らず、人生においての仕事の位置づけが価値観として決定的に違うと思います。

どちらかというと地方女子は男性に養ってもらう、家庭に入ることを前提に逆算して結婚前の人生を過ごしているのに対して、上京女子は恋愛も充実していたいけど仕事も充実していたいという願望が強いと思います。

言うなれば、地方女子と上京女子でＯＮとＯＦＦが逆になっているような気もします。

上京女子と地方女子の違い（４）恋愛観

当然そのような結婚観の違いや、結婚するまでの目的意識の違いは恋愛にも現れると思います。

上京後は地方に居た頃とは比べものにならないほど男性との出会いが増えたせいか、それが逆に恋愛に対する「何が何でも恋をしたい」という気持ちにはなれず、むしろ恋愛以外にもファッションや美容など興味をもつことができるのが多い東京なので、デートをしている時と同じように楽しむ時間を持っているのが上京女子だと思います。

その点で、地方女子の場合は恋愛への意気込みや真剣さが全然違い、常に恋愛第一のような感じで、地元の友人との相談事も大体が恋愛相談となっています。

上京女子と地方女子の違い（５）女子力アップの差異

女子と男子で恋愛することに、地方も東京も関係ないことですし、まして「愛は国境を越える」という言葉もあるように、地域や住む場所によって恋愛の真剣さや相手を想う気持ちは変わらないと思いますが、地方女子と上京女子との違いは恋愛における女子力に差異があると思います。

上京女子の女子力というのは、もちろん女性としてメイクやファッションをという外観的なものを磨くのと同時に、仕事やそれ以外の趣味などを総合的に磨いている感覚があります。

そして恋愛においても女子が女子力アップするとは、その恋愛を恋人とお互いに人間性を深めるためのものという意識があるので、上京女子の女子力アップは、結局は自分のための「女磨き」の部分が濃いと思うのですが、地方女子の場合の女子力アップとは、それがそのまま男性に向けられてしまうという差異を感じます。

それだけ恋愛に真剣で結婚に対して逆算するような過ごし方をしているから当然の意識の差異なのかもしれません。