地方から東京近辺へ上京する時、考えたい事が『車』です。
既に持っているならば、置いていくべきか?一人暮らしをする時、新たに買うべきか?
等色々悩む方も多いでしょう。
そこで、今回は上京時に車はどうするべきか?また、持つときはどのような事を考えていくべきか?などのポイントを紹介します。
東京で車はいる?いらない?
まずは、結論から先に言っていきましょう。
東京で一人暮らしをするのに車は必要ありません。
理由を見ていきましょう。
東京の移動手段は、公共機関と自転車で十分
東京では、バス、電車などを利用すれば、何処にでの移動できるように交通網が発達してます。
地方で育ち、車生活になれた方は、初めは戸惑うかもしれませんが、慣れればスマホの乗り換え案内と電車があれば、どんな場所でも行ける事はすぐ実感できるようになると思います。
また、普段の生活でもコンビニやスーパーの買い物などは、徒歩、または自転車があればすぐにアクセスできるような地域がほとんどです。
東京近辺で車を使う場面というのは、家族で出かける、友達と大人数で旅行に行く等の複数人で動く事がメインとなります。
一人暮らしの方であれば、まず家族は考えなくてよいですよね?
友達と出かけるのであれば、レンタカーを借りればいいだけの話です。
(そもそも友達の誰か一人が車を持っていたりします。)
生活費を圧迫する
東京での一人暮らしをするのに必要な費用は、平均で13万~15万程度はかかると言われています。
色々な方法で節約する事は可能ですが、地方よりは圧倒的にお金がかかる事は間違いありません。
既に車を持っている人はわかると思いますが、車はただ持っているだけでも税金や車検などでお金が持っていかれます。
さらに、地方では賃貸に駐車場が当たり前のようについていますが、東京では大概駐車場は別で、しかも2万円以上はざらにあり、23区内であれば月5万円なんて言う場所もある程です。
また、東京で車を移動手段にしますと、出かけた先でパーキングエリアあるいは駐車場を借りるのが普通です。
特に23区のような東京の中心部は、時間貸しの駐車場代も高いですから、こちらの出費もバカになりません。
また東京では高速道路を使う機会も多いですから、高速代も維持費に加わってきます。
以上のように東京で一人暮らしをしている人が車を持ちますと、車の購入費以外に多大な維持費がかかります。
よほど交通の不便な地域でなければ、車を使いたい時だけレンタカーを借りる方法もありますのでよく考えることです。
頻繁に使わない車に月5万、6万と言う金額をかける意味はあると思いますか?
答えは一つですね。
東京で一人暮らしをするのに車は必要ありません。
車を持つメリットもある
散々、東京で一人暮らしをするのに車は必要ありません。
と言ってきてなんですが、東京で車を持つのに、それなりのメリットもあります。
- 夜中に遠出が出来る。
- 友達や恋人を送っていける。
- 車を持っている、一人暮らしの人は少ないので、ステータスとして少し高く見える
- 重い荷物を持ち運びできる
他にもあるとは思いますが、このようなところでしょうか?
東京の一人暮らしに車は必要ありませんが、『それなりに役立つ場面もあります』
車が持ちたい人はどうしたらいいの?
では、東京で車を維持していくにはどうしたら良いのでしょうか?
東京で車を維持していくためのポイントもまとめました。
住む地域を考える
さきほども話しましたが、一人暮らしの人が、部屋を借りてかつ車を持つと、家賃と駐車場代の出費が支出の多くを占めます。
どうしても東京で一人暮らしをして車を持ちたいのでしたら、収入に対する家賃と駐車場代が占める割合を考えて、住む地域を決めると良いでしょう。
東京都は中心部にある23区とそれ以外の市町村で構成されています。
23区内でも山の手と呼ばれる北西部は、賃貸住宅の家賃や駐車場代も高くなります。
一方で下町と呼ばれる東部にある区ですと、家賃と駐車場代が安いようです。
それから23区以外の地域ですと、家賃や駐車場代もピンからキリまでありますので、車を持ちやすいですし、地方同様に車がないと生活する上で不便なところもあります。
収入が十分あるのでしたら、高級住宅街のある山の手に部屋と駐車場を借りて高級車に乗ることもできます。
しかし平均的なサラリーマンの収入でしたら、安い地域に部屋と駐車場を借りるのが現実的でしょう。
東京は鉄道や地下鉄が発達しています。
そのため、同じ地域でも駅に近い部屋は家賃が高く、駐車場代も同様に高いのが普通です。
逆に駅から離れた不便なところでは、家賃や駐車場代も安くなります。
車を普段の移動手段にするのでしたら、多少駅から遠くても不便を感じないでしょうから、そんなところに部屋を借りるのも1つの方法でしょう。
車種を考える
さて東京で車を持ちますと、維持費の中で駐車場代が大半を占めますが、それ以外にも税金や保険、それに車の点検や修理代もかかります。
税金などの維持費は、車の種類によって変わりますので、限られた収入で車を持ちたいのでしたら車種を選ぶことです。
維持費が安い車と言えば軽自動車です。
ただ東京は駐車場代が高いため、その他の維持費が気にならないためなのか見栄なのか、軽自動車に乗る人が少ないという現実もあります。
しかし軽自動車は1番お金がかかりませんので、出費を抑えて車を持ちたければ見栄を捨てることも大切かと思います。
以上、少しだけ長くなりましたが『上京時の車』について話してきました。
最終的な判断は、皆さんとなりますが、いずれにしても後悔しない選択をしてくださいね!