旅の思い出づくりチケット 航空券
楽しい時間を過ごしに行くための、大事な航空券には様々なタイプのものがあります。
ツアー旅行であれば問題ありませんが、個人で行く場合には自分で航空券を取得しなければなりませんね。
基本的に何となく航空会社のホームページや格安航空券の比較サイトなどで流れに沿えば簡単に取得は出来ますが、ある程度どんな種類があるのか?等を知っておかないと、損をしてしまったりするケースもあります。
そこで今回は海外旅行に行く際に覚えておきたい航空券の種類をご紹介します。
まず大きく分けると航空券は3種類に分かれます。
正規航空券 ノーマル航空券
定価の運賃で販売されるチケットです。割引の適応などが無く高いのですが、その分自由度は高く、有効期間1年間以内であれば、経路、日程、払い戻し等全てが自由なので、目的次第では使いかってが良い航空券です。
普通運賃と表示されたり、片道運賃と表示されていたりします。
基本的には決められた時期の中で値段の変動はなく、決められた一定の値段で販売されています。例えば東京~ハワイまでの航空券をJALのホームページで検索した結果は以下の様になっています。
このように正規航空券は航空会社のHPか旅行会社で購入をします。
又提携している航空会社であれば買った航空会社で無くても使用する事が出来るのも、この航空券の魅力です。
PEX航空券 (ペックス航空券)
PEX航空券とは普通運賃よりも割引された航空券でそれぞれに条件などがあります。
PEX航空券は3種類あります。
IATAPEX航空券
IATA(国際航空運送協会)と言うが決めた割引航空券。イアタと読みます。
国際線を運営する会社等が主に加入された団体で、IATAPEX航空券であればこのIATAの加入している会社すべての航空会社を自由に選べるので自由にスケジュールを組んで旅行したい人には便利なチケットです。
地域別などで決められた金額があり、その区間ならどの航空会社でも良いのですが普通運賃との違いは、予約の変更などは不可となります。
購入は航空会社か旅行代理店などで行ないます。
値段としては普通運賃よりは安く、格安航空券などよりは高めとなっています。
ZONEPEX航空券(正規割引航空券)
IATAペックスとは違い、各航空会社で設定した割引料金で利用できる航空券でゾーンペックスと読みます。
特徴としては、同一の航空会社でしか使えず予約変更不可など条件が厳しくなりますが、その分今まであげてきた航空券より安い値段で購入できます。
例としてあげるとJALの『ダイナミックセイバー』やANAでは『Value』などがあります。
一つの航空会社だけでも沢山の割引方法があり、早割りなどで出来るだけ早く予約すると割引率がアップします。
IATAPEX航空券同様に変更は不可で、払い戻しには一定の手数料がかかります。
両方とも航空会社か旅行会社で購入できます。正規割引航空券と入力すれば様々な比較サイトなどが出てくるので検索してみると良いでしょう。
格安航空券との比較がよくされますが、時期によっては早割などを活用して格安航空券より安く購入できたり、便や座席の指定までもが予約の時点で出来るのも魅力です。
格安航空券
航空券の中でも一番安い航空券です。
旅行会社等が独自に安く販売する航空券で、ツアーチケットなどをバラ売りするイメージなのですが、安い反面『変更は不可』『払い戻し不可』などのルールが厳しく、繁忙期と平日などで多きく値段の変動があったり、人気で予約が取れない等のデミリットがあります。
しかし、ルールや条件などを知った上でうまく活用すればコストが最大限に抑えられるので、活用したい航空券ですね。
購入は旅行代理店などでしか出来ず、航空会社から買う事はできません。
現在はインターネットでの購入が主流で、様々な比較サイトを通してみてみるのが良いでしょう。
ただ前述したように安いからと言って即決してしまうと、後で困ったケースになる場合があるのでしっかりと条件などを確認しておきましょう。
LCC航空会社の航空券
こちらはちょっと番外編と言うところかもしれませんが、現在急速に人気が高まりメジャーになりつつあるので紹介しておきます。
LCCとはローコストキャリアの略です。
その名の示すとおり、食事や飲み物、預け入れ荷物のオプション化等徹底したコスト削減で航空券自体を格安にする航空会社です。
一応格安航空券として扱われていたりしますが、これはLCCの航空会社でも直接購入する事ができます。
時期により変動が大きいですがが、オーストラリアでも片道2万円代で利用できたり、今までの航空会社では考えられないような安値での販売がされています。
現在日本から出航しているLCCの航空会社だと、
オーストラリアを初めタイやシンガポール等のアジア地域にも出航している『ジェットスター』
東南アジア系を主に出航している『エアアジア』など様々なLCCの航空会社が参入してきています。
航空会社自体は海外の物でも、サイトでは日本語で予約できるため手軽に利用できるでしょう。
ただ、前述したように基本的に殆どのサービスが有料化されているため事前にその事を確認しておく事が大切でしょう。
又こちらも変更、払い戻しなどは基本的に不可で自由度はかなり低い場合も多いので、しっかりとその点を考慮して購入してください。
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以上のように航空券といっても取り方によって値段、利用の仕方、制約等様々です。
自分のニーズにあった商品を選びましょう。