現在、スーツケースには標準的に鍵が付いているものが多いです。
しかし、種類によっては鍵が付いていなかったり、鍵を無くしてしまったなどの理由で、スーツケースを買おうか迷っている・・なんて方も多いかと思います。
そこで、今回はスーツケースの鍵について必要性と、鍵が無い場合の対処方なども含めて記事を書いていきたいと思います。

海外旅行でスーツケースに鍵は必要!?

さて、そもそもなのですが、スーツケースに鍵は必要なのでしょうか?
これは当然なのですが、『スーツケースに鍵は無いよりはあったほうが良い』となるでしょう。
ですが、個人的な意見ではありますが、スーツケースに鍵はどうしても必要とは言い切れないと思います。
 
そもそもなんで鍵をかけるのか??と言う事を考えてください。
『え??盗難対策でしょ??』と思いますよね。
 
まぁ、それはそうなんですが海外での泥棒さんをなめないでください。
『鍵なんか簡単に壊せるよ~!!』
『と言うかスーツケースごと持って行くし・・・』
と泥棒さんは言うでしょう。
 
そう盗難対策としてのスーツケースに良質の鍵をかけていても、残念ながら盗難の可能性はゼロには出来ないのです。
もちろん盗難対策のレベルは上がりますし意味が無いとは言いきれませんが。。

アメリカのTSAについて鍵が壊されるケースが続出!?

ここで、アメリカ旅行に行く際に使用されるTSA対策の鍵についても説明しておきましょう。
アメリカのテロ対策で生まれた、TSAの鍵。
自分とアメリカの空港職員のみ開けられる鍵で、空港で危険な物を探し出すために生まれた制度ですね。
因みに僕も鍵はかけていませんでしたが、アメリカの空港で荷物をあさられました。
現在スーツケースの鍵は大概このTSAが標準で付いていますが、現在アメリカに行く場合はこのTSAすらかけてはいけないとなっています。
これを知らずに鍵をかけて預けて、鍵を壊されるケースも出てきているのです。
鍵をかけていなければスーツケース自体は守られるのに、鍵をかけたばかりにスーツケース自体もダメになる。。。
本末転倒な自体です。。

スーツケースのに鍵をかけない場合にやっておくべき事

さて、スーツケースには鍵が絶対必要と言う訳では無い事は何となく分かっていただけたと思います。
しかしながら鍵をかけない場合にやっておいたほうがいい事もあります。

スーツケースには絶対に貴重品を入れない

これはそもそも論なのですが、鍵をかけていようが、かけてなかろうが、スーツケースには貴重品を入れておかないのが鉄則です。
先ほども話したように鍵をかけていてもプロの泥棒にはあっさり盗まれますし、残念ながら空港職員の中には悪人やら出来心が働いてしまう方も中にはいるようです。

極端な言い方貴重品を入れて盗られてしまっても自己責任ですね。。としか言いようが無くなってしまうのです。

荷物が散乱してしまわないようにする

スーツケースの鍵には盗難対策以外の意味を持つ事もあります。
それは空港などで誤ってスーツケースが開いてしまう可能性を軽減させるためです。
場所にもよりますが、海外の空港でのスーツケースのあつかいと言ったらそれはそれは酷いものです。
飛行機から何度か様子を見ましたがバンバンに投げています。
バックであろうが、スーツケースであろうがお構いなしです。そんな時ひょんな事からスーツケースが開いてお土産や可愛い下着が丸出しに・・・なんてなったら嫌ですよね。。
そんな事を防ぐ意味で鍵は有効かもしれません。
もし、鍵があってアメリカ以外の国に行く場合であれば鍵をかけても損は無いでしょう。
しかし、この場合であっても、鍵が無い場合はスーツケースバンドでも十分ですし、開閉方法がファスナータイプであればそう簡単に開いてしまうことは無いですし、簡易的な南京錠でも対処はできます。
 

スーツケースの鍵にはお金をかけなくて良い!

ここまででスーツケースの鍵の必要性は絶対では無いと分かっていただけたと思います。
仮にこれから買う方であったら、スーツケースの良質な鍵にお金をかける位なら、キャスターや軽さ等の他の機能にお金をかけた方が良いのでは?と個人的には考えますね。
もちろん防犯対策は少しは強化されますし、お気に入りのスーツケースに鍵が付いていれば全然良いと思いますけどね。
ただ、ドミトリーのような他の人と一部屋を共用するケースなどのように旅行スタイルによってはスーツケースの鍵が非常に役立つケースもあると思うので、その点はケースバイケースで考えてみてくださいね!