上京に関する掲示板などを見ていると『中卒で上京するのって可能なの?』と言う様な質問をたまに見かけます。
因みに僕自身もその時上京した訳ではありませんが、中卒なので少しその不安が分からなくもないのですが、今回は『中卒で上京するのって厳しいのか? 』その辺を少し掘下げてみてみたいと思います。
中卒で上京する場合に問題となる事
まずは、ずばりこの答えを言ってしまいましょう。
これはもちろんOK!です。
しかし、その為には色々と面倒な部分があったり、色々な壁などがあるのでその辺りを確認しておきましょう。
部屋を自分だけでは契約できない
上京してやっていくためには住む場所が必要です。
ですが、賃貸契約は法律上未成年者が単独で契約する事ができません。
- 親が契約者となる。
- 親に許可をもらい書類を書いてもらう
- 確実な保証人を立てる
このどれかが必ず必要になってきます。
つまりは、基本的には親の同意なしでは未成年者が上京して部屋を借りる事が難しい訳です。
お金の問題
次にお金の問題です。上京する為にかかるお金はケースにより大きく違いますが、70万程度のお金が必要とされます。
中学を卒業してこれほどのお金を貯めるにはそこそこの時間がかかると思います。
もちろんしっかりと地元で働いてお金を貯めてからと言うのならこの問題はクリア出来ますが、貯金が殆ど無い状態で上京するのは結構無謀な行為だと思ってください。
東京での職探し
東京には沢山の仕事があって、例え中卒であってもアルバイトや正社員など業種を選ばないのであれば割と直ぐに仕事は見つかると思います。
しかし、中卒で特に上京する目的が無いのに東京に来ているとなると多少なりとも就職先は疑問を抱く可能性もあります。
多少なりとも選べる幅が狭まるのは覚悟の上で行きましょう。
因みにアルバイトであれば学歴などはほぼ関係ないと思いますし、東京には山ほどのアルバイト求人があるので問題ないと思います。
中卒での上京はしっかり考えてから!
さて中卒で上京するまでに乗り越えるべき壁などは分かったと思います。
後は自分で判断していくだけですが、東京に対する憧れだけの上京はあまりおススメ出来ません。
上京して何かやりたい事が明確にあるなら別ですが、地元にある何からから逃げる理由で上京するのでは東京でも同じ事になると思います。
若いうちは色々な事に挑戦するのも大切ですが、上京するときはある程度しっかりと考えてから行動してくださいね!
また、年齢的に中学卒業後すぐには難しいですが、18歳以上の方であれば上京支援サービス等を利用するのも非常に有効な手段だと思います。
詳しい内容は上京支援サービスのTokyo Dive(トーキョーダイブ)の魅力で書いてあるので参考にしてください!