オーストラリアに旅行が決まり、コアラやカンガルーに会える事、グレートバリアリーフの綺麗な海を想像してワクワクしてきた!!・・・でも、出発前に『そういえばオーストラリア$は一体いくら位持って行けば良いのだろう??』と考えた方。
そんな方の為に今回はオーストラリアの物価やホテル代、交通費などを元に予算と現金をいくら位持っていけば良いのだろう?と言う事を、僕の経験を含めて書いてみました。
皆さんの楽しいオーストラリア旅行の助けになると良いです!では見ていきましょう。
オーストラリアの物価
ではまずはオーストラリアの物価から見ていきましょう。
※2018年5月 記事作成時 オーストラリア$ 1A$ 82円
※スマホでご覧の方は画像回転で横にしてみると見やすいと思います。
日本 |
オーストラリア |
|
レストラン | ||
普通のレストラン | 800円 | 1,312円 |
高級なレストラン | 4,200円 | 6,560円 |
マクドナルドのセット | 650円 | 902円 |
カプチーノ | 371円 | 335円 |
国内ビール500ml | 400円 | 615円 |
スーパーマーケット | ||
牛乳 | 183 | 107 |
食パン | 172 | 202 |
米(1kg) | 459 | 180 |
卵(12) | 225 | 389 |
水(1.5リットル) | 142 | 112 |
国内ビール(500ml) | 269 | 356 |
ワインのボトル(中級) | 1,300 | 1,230 |
タバコ(マルボロ) | 450 | 2,214 |
交通費 | ||
ガソリン(1 リットル) | 120 | 112 |
バス・電車 | 210~ | 356~ |
タクシー(初乗り) | 700 | 410 |
タクシー(1km) | 297 | 164 |
洋服等 | ||
リーバイスジーンズ | 7,576 | 7,097 |
ナイキシューズ | 8,474 | 11,379 |
こちらはnumbeoと言う、世界の物価を比較できるサイトを参考に作らせてもらいました。英語のサイトですが、この他にも賃金や賃貸、光熱費などを比較もできます。興味がある方はどうぞ。
一応上記のように日本との物価を比較をする方法は『世界の物価を知れるサイト『numbeo』の使い方』で説明しているので、興味がある方は参考にして比較してみてください。
因みにオーストラリアの平均月収は388,548円です。日本よりかなり高めの給料ですね!
しかし、この高給料が意味してること分かりますか?
そう、オーストラリアの物価は対日本で見ればかなり高めなんです。まぁ、これは日本が『デフレ』でオーストラリアは『インフレ』と言う現象がここ何年かおこっていた事が理由でもあるんですが。
海外旅行者にとってはかなり苦しい状況です。
上記の表を見ればタクシーなどは少し安くみえますが、その分日本より移動距離も大きいのでなんとも言えないですね。タクシーのチップは基本的には要らないとされています。
因みにオーストラリアにチップは基本的にはありませんが、高級ホテルやレストランだとケースにより必要になってきます。(レストランなら5%~10%程度)
オーストラリアの宿泊代
では次にオーストラリアでの宿泊代を見ていきましょう。
今回参考にしたのは世界のホテルや旅に関する情報が分かるTripAdvisor (トリップアドバイザー)を参考にしました。
見るのはオーストラリアの定番スポット『シドニーです』
☆5クラス 30,000円程度~
ユースホステル等のドミトリータイプの宿等3000円程~
宿泊施設に関しては物価に関わらず、安宿から高級ホテルまで揃っています。
オーストラリアはバックパッカー等も多いので、シドニーなどの有名観光地であれば、ゲストハウスやホステル系の安宿が沢山あります。
高級ホテルであれば、100,000円近いホテルもあり求めるものに異なるので上記の比較サイトなどを見て参考にしてください。
オーストラリアの交通費
では次にオーストラリアの交通費などを見ていきましょう。
オーストラリアで基本的に同じ都市に滞在し、周辺の観光をする場合はそれぞれの都市で色々と特色がありますが、上記の物価比較ででてきたバス運賃やタクシー料金などを参考にしていただけると分かりやすいかもしれません。
また、シドニーなどの有名観光地であれば、観光地を巡ってくれるバスの一日券なども販売されており、一日で沢山の観光スポットを回りたい!と言う場合は利用するのも手かもしれません。
では、次に長距離移動の場合です。
オーストラリアの国土は約日本の20倍近くあります。これだけの広大な国土を移動する手段がいくつかありますので見ていきましょう。
・長距離列車
寝台列車のような感覚で列車の旅を楽しむ『インディアンパシフィック』『ザ・ガン』や、新幹線まではいかなくても160km近い速度が出せる高速列車などでパースから走る列車『transwa』や、シドニーをセントラル駅として走る『CountryLink’s XPT』など様々なタイプの鉄道があります。
オーストラリアの場合、日本の新幹線のように高速の電車で移動するよりは飛行機で移動したほうがコスト面でも時間面でも短縮できるため、これらの鉄道はゆっくりと大陸横断を楽しむ旅の途中経過を楽しむ旅行者向けとなっているケースが多いようです。
『ザ・ガン鉄道』はアデレード-アリススプリングス- ダーウィンを2泊3日2979 kmで結んでいます。こちらは一等寝台 A$1980 約160,000円~ エコノミー寝台でA$1440 約115,000円~、エコノミー席のみで A$710 約56,000円~となっています。
因みにそれぞれ中間の場所でも降りることは可能で値段も当然安くなります。
シドニーをセントラル駅としてメルボルンやキャンベラ、ブリスベン間を走っている列車のCountryLink’sであればシドニーをからメルボルンのエコノミーで90A$7200円程度などになっています。
以上のように距離の割にはそうでもないかもしれませんが、オーストラリアでは長距離移動としての電車の値段は少々高めになると思ってよいかもしれません。
・バス
オーストラリアを走るバスと言えば、アメリカでも有名なグレイハウンズがあります。
バックパッカーに人気がある格安でオーストラリアを走るバスで、バスパスと言うチケットを買う事で使用できます。
バスパスの種類は色々ありますが、大きく分けると『旅行距離に応じてチケットを買い、自由に様々な都市などを回る事が出来るキロメーターパス』
『ルートが決まっておりそのルート内であれば乗り降りが自由なホップオン・ホップオフパス』があり、ホップオン・ホップオフパスには沢山の種類がありますが、
アリス・スプリングス~ケアンズ間を走り、ウルル(エアーズロック)、アリス・スプリング・デザート・パーク、キングス・キャニオン、シンプソンズ・ギャップ、グレート・バリア・リーフ、キュランダ・コアラ・ガーデン、デインツリー国立公園、ケアンズ・ワイルドライフ・ドームなど数多くの観光スポットを回れるパスで、有効期間は6か月間のパスで33,700円~。
などとかなりの格安な値段でオーストラリアを周遊できる強い味方となる交通手段です。また、YHAカード、VIPカード、国際学生証明書を持っていれば割引も効くので取れる方は必ず取得しておきましょう。
・レンタカー
オーストラリアの交通ルールは日本と同じ右ハンドルの左側通行。日本人にはとても運転しやすい環境です。
レンタカーを借りて自由気ままに大陸を横断するのも良いかもしれません。
レンタカーの値段は一日50A$(4000円位~)で、長期間借りればもっと割安になります。日本車だと少しお高め(80A$)位です。
注意するのはオーストラリアのレンタカーでは、借主が25歳からと言うのが一般的でそれ以下だと追加料金が発生しますので、その点には注意が必要でしょう。
また保険も日本のレンタカーのように付いてくるのではなく、別途契約するのでよほどの事が無い限り契約しておきましょう。
・飛行機
最後にオーストラリアを短期間で効率的に回るのに有効なのが、飛行機での移動でしょうか?
『Jetstar』や『カンタス航空』『ヴァージン・オーストラリア』などがあります。
時期にもよりますがJetstarなどは格安航空券を販売しており、シドニー~パースを5時間で200A$(16000円位~)で販売しています。
シドニー~ケアンズで140A$(11000円位~)などであります。
この値段でオーストラリアを短時間で移動出来るなら出来るだけ利用したいですね!
オーストラリア 現金いくら持っていけば良いの?
さて、オーストラリアで海外旅行をする際の物価などは大体出揃いました。後は自分の旅行スタイルに合わせて予算を決めていってください。
そして、海外旅行で現金はいくらもって行くべき?両替は?でも説明しましたが、海外旅行におけるおススメの現金比率は3割~4割程度です。以下に少し例を書いていきますね!
※以下の例はクレジットカードやプリペイドカードを持っていてキャッシング機能なども使う方が前提の話です。また書いてある金額はあくまで目安となります。
一番最初にあげた物価を参考に高級レストランなどをみれば6,420円。タクシーなどを使ったりして、買い物などをしたりして一日1万円くらいが目安とします。
3泊5日でお土産代などを足して行き多めに見ても現地で使うお金は7~8万もあれば十分足りるでしょう。その3割~4割とすれば、日本で両替して持っていくオーストラリア$は2万~4万程度で十分でしょう。
さらにこの他に日本円で2万円も持って行けば安心ですよね。(クレジットカードで使える場所は出来るだけクレジットカードを使う条件です。)
またバックパッカーで自分で全て現地で決める場合なら、ホテル代3000円位、食事代自炊で1000円位、交通費一日1000円位、観光地の入場料などと計算していき、一日5000円~6000円が予算とします。
14日間位旅行するとして、15万~17万くらいが予算とします。この場合でしたらこの場合だったら50,000円位がオーストラリア$の現金比率と言えるでしょうか?後は日本円を2万円ほど持っていれば更に安心ですね。
長くなりましたが、以上がオーストラリア旅行における予算と現金比率となります。
それぞれの旅行スタイルにより異なるので、いくら!と確実に言えなかったですが上記の事を参考に計画の手助けになると嬉しいです。
では、オーストラリア旅行を楽しんでくださいね!