このサイトを訪れて頂ける方の中でアメリカ旅行に行く際現金をどれ位持っていけば良いのか?と疑問を持ってサイトを閲覧していただける方が多いようです。
海外旅行で現金をいくら位にしていけば良いのか?と言う全体的な話については、『海外旅行で現金はいくらもって行くべき?両替は?』の記事の中でもお伝えして、アメリカなどの先進国についても軽くはご説明してきましたが、今回は僕の経験を交えて、しっかりアメリカにスポットを当てて考えてみたいと思います。
アメリカの物価
では、まずはアメリカの物価について書いていきましょう。
まずはアメリカと日本の物価比較をしてみましょう。
※作成2018年5月 レート1ドル110円 アメリカのNYで試算
※スマホで正しく表示されない場合画面を横にしてみてください。
日本 |
アメリカ |
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レストラン | ||
普通のレストラン | 800円 | 1,636円 |
高級なレストラン | 4,000円 | 10,911円 |
マクドナルドのセット | 650円 | 1,091円 |
カプチーノ | 371円 | 477円 |
国内ビール500ml | 500円 | 545円 |
スーパーマーケット | ||
牛乳 | 183 | 104 |
食パン(500g) | 200 | 270 |
米(1kg) | 425 | 368 |
卵(12) | 225 | 283 |
水(1.5リットル) | 133 | 436 |
国内ビール(500ml) | 200 | 272 |
ワインのボトル(中級) | 1,050 | 3,818 |
タバコ(マルボロ) | 460 | 1,418 |
交通費 | ||
ガソリン(1 リットル) | 120 | 71 |
バス・電車 | 190 | 300 |
タクシー(初乗り) | 730 | 381 |
タクシー(1km) | 300 | 234 |
洋服等 | ||
リーバイスジーンズ | 8,000 | 6,273 |
ナイキシューズ | 10,000 | 9,638 |
こちらはnumbeoと言う、世界の物価を比較できるサイトを参考に作らせてもらいました。英語のサイトですが、この他にも賃金や賃貸、光熱費などを比較もできます。一応上記のように日本との比較をする方法は『世界の物価を知れるサイト『numbeo』の使い方』で説明しているので、興味がある方は参考にして比較してみてください。
因みにアメリカの平均月収は304,267円です。日本より高めの給料ですね!
さて、以上の表を見ていただければ分かるように外食に関しては少々日本より高めですが、食料品は物によって日本より安めです、またタクシーやガソリンなどはかなり休めですね。
ただその分アメリカはチップの習慣もありタクシードライバーにも必要です(メーター料金の10-15%)。しかも、アメリカは広いので移動距離も自然と大きくなりがちなのも考慮はしてください。
では、次にホテルなどの宿泊費を見ていきましょう。
アメリカのホテル料金
こちらには大手旅行情報サイト(トリップアドバイザー)を参考にしています。
また、こちらは僕の泊まった宿なども参考に書いておきます。
☆3クラス(一般的なホテル) 12,000円~
☆5クラス (高級ホテル)50,000円~
ユースホステル・YMCA・モーテル 3,000円~
地方部や都市部で多少の違いはありますが、この辺りが平均的なホテルの相場です。
やはり日本程度の相場で、後は高級なホテルなのか?安宿のゲストハウスやユースホステルなのか?などの選ぶ基準と言った具合で変わってきます。
アメリカでの交通費と手段
アメリカを旅行する上で使う交通手段の値段です。
先ほどの物価表であげたように、同じ都市内を移動するだけであればバスやタクシー、電車などを利用するので先ほどの物価を元にイメージをしてもらえば良いでしょう。
ただアメリカの場合街から街へ移動するケースの場合、200km程度の移動はザラにあります。その為長距離の移動手段として代表的な物とその料金を載せておきましょう。
・レンタカー
国際免許証を持っていけばレンタカーが使用できます。
日本からも予約が可能で世界的に有名な会社hertzを参考にしてだすと、
ニューヨークの営業所で
『トヨタのカローラを1日辺りレンタルした価格が9600円~』
『7人乗りキャラバンで12000円~』
場所や時期によってはエコノミークラスで5000円程度のものが借りれる事もあります。
注意点としては、アメリカのレンタカー会社は借主が25歳以上が基本でそれ以下になると割高になってきます。また保険は別物になってきますのでその点も含めて参考にしてください。
ガソリン代については先ほどの物価表を参考にしてくださいね!
・アムトラック
こちらはアメリカで有名な長距離電車、こう書くと勘違いしがちなのですが新幹線のような高速に長距離を移動する事を目的に作られたものでなく、景色を楽しみながらゆっくりと楽しむ鉄道ファン向きの移動手段です。
値段はシカゴからサンフランシスコまで25,000円~70,000円程度かかります。(2日間ほど)
当然時間もかかりますので、この移動手段は時間とお金に余裕がある場合にのみ使う手段と言ったところでしょうか?
アムトラック
・グレイハウンドバス
上記のアムトラックとは逆に格安にアメリカ国内を移動するのが、このグレイハウンドバス。僕自身も結構お世話になりました。
例えばロスからラスベガスまでを6時間50分かけて移動で、2400円~(ネット予約価格)直接だと7000円~。
ロスからシカゴまで2日間で約17000円~(ネット予約)直接だと25800円~。
と言うようにかなり格安で移動ができます。
グレイハウンドバス
・飛行機
広大な大陸を移動するアメリカでは飛行機移動は一般的な移動手段です。
例えば
ロスからラスベガスが往復で14,200円~
シカゴからロスまでで往復26,820円~(時間は片道4時間30分)
などとかなりリーズナブルに移動ができます。
空港への移動が多少面倒ではありますが、かなり良い移動手段ではあるでしょう。
因みにこちらはexpediaを参照にしています。
以上の点を踏まえれば飛行機とグレイハウンズ辺りが良い手段となるでしょうか?
アメリカでの予算の立て方と現金の比率
さて、旅行における大体の参考価格が出揃いました。こちらを元に予算をたてていくのですが、それぞれの旅行スタイルで違いがでてきますね。
※この話は冒頭に書いた『海外旅行で現金はいくらもって行くべき?両替は?』記事で書いてありますが、現金比率はクレジットカードがある事が前提で書いてあり、おおよその計算であり人により違いますあくまで目安としてみてください。
例えばパックツアーでホテルが決まっていてツアーで行く場所まで決まっているケースなら参考にするのは『レストランでの費用』と自由時間の飲み物や、タクシー代位でしょうか?日本でツアー会社に払う分が大きいですが、現地での予算は高級レストランに行く場合でも一日1万円もあれば十分でしょう。
例えば3泊5日で行くとしてお土産代などを含めても大きく見積もっても6~8万円をお小遣いとして持っていくとします。
そして先ほど紹介した『海外旅行で現金はいくらもって行くべき?両替は?』でもお話したように、日本で両替して持っていく現金比率は3割~4割程度で十分です。となれば現地通貨の現金比率は2万円~3万円もあれば十分と言えるでしょう。心配ならそこに日本円で1~2万円も持っていればさらに安心です。そして現地ではレストランではクレジットカードを使うようにすればまったく十分でしょう。
そして、自分で飛行機のみを取り、現地でホテルや移動手段を使うバックパッカースタイルのような場合。
ユース宿泊3000円 自炊すれば平均一日1000円程度 バスなどで移動で観光500円~ 観光地の入場料などで2000円 夜のビールに200円・・・・・などと自分の旅行スタイルに合わせて大雑把で良いので見ていきましょう。
上記のようなバックパッカースタイルだったら一日5000円~6000円程度で見て、たまにレストランに行ったり、現地でのツアーに参加するとして予算を足していくと10泊程度の旅行で10万円~12万程度が予算(日本から現地に行く飛行機代は抜き)とします。
この場合現金比率は3万~5万円程度もあれば十分と言えるでしょう。(これも日本円で少し足しておけば安心ですね)
このように旅行スタイルや日数で大きく変わってきますので、その点は旅行スタイルに合わせて臨機応変に予算はたててくださいね。