日本でもタクシーは料金的には多少高くつきますが、交通手段としては強い味方です。
海外旅行でもタクシーはうまく使えば有効に観光名所を回れる強い味方になります。ですが、同時に割高であり日本と違うタクシー事情に色々な意味でトラブルがつき物なのもこのタクシーです。
そこで、全てとは言えませんが世界のタクシー事情を少し知っておきましょう。

主要国のタクシー事情
ニューヨークタクシー

  • ニューヨーク
    これはイエローキャブが有名ですよね!
    車上についているボックス型のランプの中央が点灯していれば空車です。
    料金はメーター式で初乗りは4$程度で、1Km4$程度です。
    タクシーはチップが必要で料金の15%〜20%が相場です。
  • ロス
    基本流しのタクシーは無く、呼ぶかタクシープールのような場所での乗車となります。
    主要な場所にはタクシーがあるし、ホテルなどなら言えば呼んでもらえるので問題はないと思います。
    初乗りは5$程度で1kmごとに3$程度の料金となります。
    チップは15%~20%程度が相場です。
  • ロンドン
    これは今度はブラックキャブが有名です。
    当然これ以外にもタクシーはあるのですが、予約なしで乗る場合にはこのブラックキャブが一般的です。
    車上にTAXIと書かれたランプが光っていれば空車となります。
    料金はメーター式で、初乗りが3£、1kmごとに2.4£程度となっています。
    チップは料金の10%~15%程度です。
  • インド
    かなり難易度が高いのがインドなどのタクシーです。
    通常のタクシーの他に、リキシャやオートリキシャなどがあります。インドは基本値段があってないようなもの、値段は交渉が前提になってきます。
    タクシーもその限りで、運転手の言うままに乗るとバッチリと観光客値段でとられます。
    事前に相場などを知っておくのが手かしれません。また、Ola cabと言うアプリがありこれはタクシーの手配からメーター管理、支払いまでをこのアプリでやってくれる優れもの。
    スマホを使える環境であれば是非利用したほうがいいかもしれません!
  • オーストラリア
    オーストラリアのタクシーは白色が多く、流しでも捕まえられます。
    車上にTAXIマークが点灯していれば乗車できます。
    一人で乗る場合は助手席に乗るのが一般的です。
    初乗りは3.6 A$程度からで1kmごとに2.6A$程度となっています。
    チップの風習はないので心配はありませんね。
  • ペルー・ボリビアなど
    流しでも捕まりますし、主要な場所にはタクシー待ちがあります。
    値段は交渉せいなので行き先を伝えて、値段の交渉に満足したら乗車しましょう。
    アジア地域ほどにボッタクッリの値段は吹っかけられないですが、一応ある程度の相場は理解しておきましょう。

以上様々な土地でのタクシー事情を説明してきましたが、殆どの国で日本と違うのが
『ドアが自動でない事』
タクシーが停まったけれどドアが開くまで待っていたなんて事にならないように注意してください。
また現在は日本でもそうですが後部座席でもシートベルト着用が義務なところも多いので、安全のためにもシートベルトをした方が安心でしょう。

こんなタクシーは使うべからず!

冒頭にも話しましたが便利である反面トラブルなどが多いのも海外でのタクシー事情。
その為には以下のような事に気をつけましょう。

  • 白タクにはならない!
    白タクとは非正規のタクシーの事、車にTAXIなどの表示が無く空港やバス乗り場などで近づいてきます。
    嘘の言い値や分かりづらい値段表記でだまし高額な値段をとられてしまうので注意が必要です。
  • 一人で特に夜間のタクシーなどには乗らない。
    タクシーの運転手などに強盗や暴行される被害や、外国人が乗ったタクシー自体が襲われて金品を奪い取られるなどの事例もあります。
    夜間の一人での乗車は出来るだけ控えましょう。
    どうしても使用したい場合は必ずホテルなどで呼んでもらった正規のタクシーを使う事。
  • 行き先をしっかり伝える、しっかりと交渉する。
    言葉が違う異国なだけに単純にコミニケーションの行き違いでトラブルが起こる事もあります。
    行き先は書いてあるものを見せる、住所が載っているガイドブックを見せるなどしてください。また値段交渉の場合乗車時と違う値段を請求してくる場合もあります。
    弱気になって直ぐにそのイイ値を払ったりせずにしっかりと対処したり、しっかりとしたホテルなどであれば現地の人に助けを求めるなどもありでしょう。

以上、海外でのタクシー事情をざっとですが説明させてもらいました。
うまく活用すれば効率的なをかつ安全に利用できる交通手段なので活用してくださいね!