クレジットカードに無料で付く
海外旅行保険

現在発行されているクレジットカードの大半には無料で海外旅行保険が付いてきます。
しかしながら、その条件や会社によって様々です。
いったい何を基準に選べば良いのでしょうか!?
また、保険内容は十分なのでしょうか?
別に保険会社の海外旅行保険に加入したほうが良いのでしょうか!?
項目別に説明していきましょう。

大事なのは傷害、疾病治療保険!

基本的に海外旅行保険の補償は5つあります。
①傷害死亡 ・後遺症害保険金
②傷害・疾病治療補償
③賠償責任(人の物を壊してしまったりしたときの補償)
④携行品の補償
⑤救援者費用
どれも大事なのですが、一番注目しておきたいのが②番のケガや病気で病院に掛かった場合の保証。
クレジットカードに付いている傷害保険の限度額は平均200万位、盲腸入院2日で250万程かかるアメリカだったら、それだけで足りるか足りないかです。
この点については以下の記事でも詳しく書いているので参考にしてください。
クレジットカードの海外旅行保険 重要な補償とは?
もしそれ以上の怪我でもっと高額な治療費が掛かればアウトです。
それじゃあ、クレジットカード保険じゃ駄目なのか!?って言うと、そうでもないのです。

受け取る保険料は上乗せが可能!

どういう事かと言うと、2社以上の海外旅行保険が付いたクレジットカードを持っていれば、保険適用時に両方の保険料が受け取れるのです。
正確に言うと、補償①の死亡、後遺症傷害の補償のみは最大金額が多い会社1社のみの適応になってしまいますが、それ以外の②~⑤の補償は両方から補償が受け取れるのです。
例えば、A社の傷害補償200万と、B社の傷害補償150万があれば最大350万受け取る事が出来るのです。
この事を知っていれば、複数のクレジットカードを持ち、1枚で足りないクレジットカードの傷害補償でも安心ですね。
参考記事↓
クレジットカードの海外旅行保険は複数持つことで保険額が増える!
ただ、注意点もいくつかあります!

クレジットカードの海外旅行保険の注意点

 自動付帯と利用付帯

クレジットカードの保険が有効になる条件は2つあります。
1つ目は、海外旅行保険のあるクレジットカードを持っていれば、海外旅行にでた瞬間から自動的に保険が有効になる”自動付帯”
2つ目は、海外旅行のツアー代や行きの交通費をそのクレジットカードをで支払えば有効になる”利用付帯”
使い勝手が良いのはもちろん”自動付帯”、”利用付帯”の場合条件が満たされないと有効にならないので注意が必要です。

保険が有効な日数は90日間

大概のクレジットカード会社の最大有効日数は90日間までです。
それ以上の日数海外にいる場合、保険が適応されなくなるので、保険会社の保険が良いでしょう。

サポート面、サービス面では保険会社の方が有利

当たり前の事ですが、保険会社の方がサポート面では優れています。
例えば・・
・病院代の立替
・近くの病院への紹介
・24時間の日本語対応の電話サポート
などなど。。
その他、会社によって違いますが、困ったときのサポート面はがっちりしているようです。
トラブルがおきた時、自分でしっかり対応出来る自信がある方なら問題はありませんが、不安がある方は保険会社の利用も考えて良いでしょう。

100%の補償で無い場合がある。

これも会社によりますが、携帯品の補償や、飛行機の遅延によるホテル代など、細かい点が自己負担となるケースが多いようです。
この辺に至っては自分で利用規約をしっかり確認する必要がありますが、これも保険会社の方がサポート面では有利です。

以上を踏まえどちらかを選ぼう。

色々説明しましたが、利用法、旅行スタイルしだいで無料のクレジットカードでも可能と言う事は分かってもらえたと思います。
ただ、無料が故の欠点もあり、その欠点はお金を払えばその欠点も補えます。
お金を掛けて、楽をしたり、安心を取るのも良し。(保険会社)
無料と言う最大限のメリットを受け、欠点は気にしないのも良し!(クレジットカード)
今回の記事や保険比較サイトなどを見て検討してみてくださいね!