イースター島~Easter Island~
さて、今回ご紹介する体験談は南太平洋に浮かぶイースタ島です!日本でも馴染みが深く、モアイがある所で有名、皆さんも一度は聞いた覚えがありますよね!
南北24キロ、東西12キロの島で、端から端まで車で一時間位の島です。
日本からだと、ラン航空がタヒチか、チリのサンチアゴ(チリに行くにもアメリカ経由)もから出航しています。
↑現地の空港、地面に直に降ります笑
◉現地の気温などですが、南米地域全般は雨季と乾季にわかれています。
イースター島では5月~10月が雨季になり、雨も多く気温も18度前後となります。逆に11月~4月は雨が少なく、平均気温は25度と暖かいようです。
ちなみに、僕は8月に行きましたが殆ど雨にあたらなかったです。気温は昼間は良いのですが、朝晩は少し冷えて厚手の長袖が必要でした。雨季に行く人は長袖は持っていった方が良いと思います。
◉通貨はペソですが、ドルも使えます!日本円は直接両替出来ないから、一度ドルに変えて持って行ってください。
◉現地での観光手段はレンタカーかレンタサイクルがありますが、レンタカーは国際免許が必要だし車両保険も無い為、ホテルでのツアーや現地のツアー会社もあるので、そちらが一番楽かと思います。
僕は、現地で出会った日本人旅行者の人達とレンタカーをシェアして、皆で観光しました!日本で有名なだけあって、ドミトリータイプ(相部屋)の宿に泊まるとかなりの高確率で、日本人と会うと思います!出会いを楽しめる方は皆でめぐるのもありかと思います☆
ちなみに僕の泊まった宿はミヒノアと言う宿です!娘の名前を宿の名前にしている、ワイルドで気さくな夫婦が経営する、アットホームな宿です☆
↑島のマーケットの一つ。
◉島の人達の大半が暮らしていて、ホテル等の大半があるのが「ハンガ・ロア」。島の西南の方です。
お土産屋さんや、レストラン等もここにあり、歩いて余裕で回れる位なので、色々見て回ってください!アイスクリーム屋さんが街の中程にあり結構人気!!(スミマセン名前は忘れちゃいました)
お土産にはもちろんモアイのグッツが山盛り!可愛いアクセサリー等があるから、この機会に是非!
お酒を飲む人には、ピスコと呼ばれるブドウの蒸留酒がお勧め!少し強いですが、爽やかな味で甘さも程よく、ついつい飲んでしまう感じです!ちなみに、ネットカフェも銀行ATMもしっかりあります!
イースター島のモアイ紹介
さて肝心のモアイですが島内で、様々な場所に点在しています。順番に紹介していきますね☆
アフ・タハイ(Ahu Tahai)
まず、街のすぐ近くにあるモアイ達「タハイ」、歩いていける距離にあります。
↑頭にのっているのはプカオと言う名前。目はレプリカらしいです(笑)
↑ここの夕日は絶景!!モアイをバックに地平線に沈む太陽は感動そのもの!運が良ければ、地元の兄ちゃんが後ろで、BGMをギターで奏でてくれます☆
この他にも復元された遺跡や、お祈りをしていた広場があります!
後モアイとは関係ないですが、この辺りに馬がよくいて、のどかな風景を奏でていますよ☆
ボケ~っとするには最適な場所です!
アフ・トンガリキ(AHU TONGARIKI)
トンガリキ 島の北東にあり15台のモアイが並ぶ姿は圧巻!よく日本で見かける写真もこれが多い!イースターに来たら外せない場所!ちなみに、ここは歩いては来れません☆
↑写真で見るより近づくとかなり大きいです!
チリの大震災により倒れたのを、日本の会社「タダノ」が復元、その為にこの写真が有名で、日本で有名になったのもこれがきっかけらしいです!「タダノ」さんありがとう!
アナケナビーチ アフ・ナウナウ(PLAYA DE ANAKENA)
イースター島は南太平洋に浮かぶ島!もちろんビーチもあります!そして、このビーチにもモアイが!
↑現地の”び~る” 片手にノンビリしちゃいました☆
↓ネットで見つけたアナケナビーチの写真
イースター島 (トリップアドバイザー提供)
ここはイースター島の住人も訪れる、癒しスポット。水着を持っていれば普通に泳げるし、有料トイレも設置されています。バーベキューもできますので、ハンガロアで材料を調達してきて、ビール片手に皆でバーベキュー!最高ですよ!靴を脱いで砂浜を足裏に感じながら、ビールを片手にモアイとゆっくり時間を過ごしてみては?☆
アフ・アキビ(ahu akibi)
ここは海岸近くにある他のモアイの場所と違い内陸にある7台のモアイ達です
このモアイ達は海岸と内陸の違いだけでなく、他のモアイが島の内側を向いているのに対し、この7台は島の外を向いているのです。
その理由は今でも謎らしく、島にたどり着いた人達の故郷の方角だとか、守る為だとか、色々説があるそうです。
ただ、確かな事として、春分の日と秋分の日の太陽はこのモアイが見つめる方向に沈むそうです。なんだか不思議ですね!
ラノ・ララク(Lano lalaku)
イースター島 (トリップアドバイザー提供)
モアイの石切り場だった場所、イースター島のモイアは大半がこの場所で作られたそうです。
ここにあるとされるモアイの数、なんと400体近く!!数えてないので、確認はとれませんでした(笑)
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、モアイの名前の前につく「アフ」これはモアイが立つ祭壇などを指し、祭壇なので、神聖な場所なのです。そして、神聖がゆえにその上には乗ってはいけません。だから、モアイと2ショットって少し難しいのですが、ここ「ラノ・ララク」なら、モアイをともかく近くに感じれるので、モアイと寄り添って2ショットが撮れちゃんうんです!?
アフ ビナプ (ahu vinapu)
昔、部族間の争いでモアイが切り倒された時(フリモアイと呼ばれている)があり、そのままモアイが倒れている場所、プカオと同じ材質で出来た女性のモアイがある場所。
アカハンガ (Aka hannga)バイフ(vaifu)
両方とも、フリモアイで倒されたままのモアイがある場所。モアイの魂が宿ると言われる目がうつ伏せにされています。ここに来るとイースターの歴史が少し分かるかも!?
以上が主なモアイスポットですが、この他にも島にはあちこちに点々とあるようです。地元の人と仲良くなれば教えてもらえるかも!?
↑宿の主人に連れて行ってもらった場所。バイクの後ろで連れてってもらったので、何処だかわかりません(笑)
☆その他の観光スポット☆
オロンゴ岬(Orongo)
島の西南部の岬、街から”なんとか”歩ける距離です。
この岬には死火山のrano kauがあり、その火口をみることが出来ます。その他にも岬の名が示すように南太平洋を一望出来ます。
話によるとイースター島に伝わる鳥人伝説の儀式に使われた場所でもあるらしいです。この鳥人伝説とは、当時島に住む人から一人鳥人と呼ばれる人を選ぶ儀式で、オロンゴ岬の上から下の写真にある島(モツヌイ)まで、崖をくだりさらに泳いで向かい島に住む鳥の卵を持ち帰る速さを競うと言うものらしかったそうです。
テピトクラ(tepitokura)
世界のヘソと呼ばれる場所で丸い石を中心に、石垣ができている場所です。結構こじんまりしているので、実際みて感動とかは正直ないかも・・(笑)でも、パワースポットなので、力を集めたい人は行ってみるべきかも!
僕もちゃっかり手をかざしてきました☆
プナパウ(punapau)
タハイのモアイ等に載っていた帽子のプカオが作られた場所、この場所からとれる、赤い石が原料だそうです。
隠れた島の楽しみ方
◎ハンガロアでは、ダンスショーが楽しめます!日にち等は定かでは無いので、ホテルの人に聞いたら教えてもらえると思います!ピスコを飲みながら、飲んで騒いで、自分も踊って楽しんじゃってください!
◎この島で捕れる魚に日本人に馴染みの深い魚がいます!それはマグロです!
現地では「ツナ!ツナ!」なんて言ってますが、海鮮丼にして食べると新鮮でかなりの美味!
街中にある市場でも手に入るとは思いますが、語学と行動力があれば、漁港に行って漁師さんに直接交渉なんてのもGOODかも!
僕の友達はこれで、マグロをゲットしてきてました!
◎島国?ラテン系?どちらかはわかりませんが、島の人達はかなりの陽気な気質の方々です。
旅行者の僕たちにも、気さくに話かけてくれて、島での思い出の幅を広げてくれる事でしょう。
スペイン語が出来ない人僕でも、優しく気長に接してくれた島の方が今でも思い出として残っています。
言葉の壁を乗り越えて、現地の人と仲良くなってみては?
◎満天の星空も空気が澄んだ、離れ小島の魅力、ゆるい時間が流れている島なので、夜は何もせずゆっくり天体観測もあり!
~イースター島の基本情報~
気温 20度前後
言葉 スペイン語
行き方 直行便は無いので 「タヒチ経由」「チリのサンチアゴ経由」
通貨 チリのペソ (2013年現在 US1$=470ペソ=97円)
ビザ 3ヶ月間まで必要無し。
治安 安全です。本土チリも基本安全ですが、スリなども聞きます。貴重品はしっかり管理する事。
その他 人口4000人程 日本ではイースター島の名前で親しまれていますが、現地ではイスラ・デ・パスクアの名称か、ラパヌイ(現地の先住民ポリネシア系の言葉で広い土地の意味)と呼ばれている。
イースター島でのお勧め持ち物
◎国際免許証 イースター島を自分で回りたいななら必須!
◎サングラス 日差しが強いかも!
◎水着 海に囲まれた孤島 綺麗なビーチもあります!
◎スペイン語の辞書か旅用語集 基本英語は通じませんスペイン語が話せる人以外は持っていた方が良いかと!
◎イースター島と言えばモアイが想い浮かび、そればかりにスポットがあたりそうですが、モアイ以外にも様々な島の魅力があると思います!
人それぞれ楽しいと感じる感覚は違うと思うので、皆さんも、この島ならではの自分だけの楽しみ方を発見してくださいね!そして、よかったらその感動をまた教えてくださいね!