お部屋探しは、上京後「生活していく拠点」となる為非常に重要な事です。
どこに住むか?部屋の大きさをどうするのか?などの条件を決めることは大事で、しっかりと決める為に時間をかけて行うのが良いはずです。
しかも10代、20代の頃は特にですが、引越しなどには不慣れな為要領などがいまいち分からず、より一層時間はかかってしまいます。
しかし、その理由は様々かと思いますが部屋探しにかけることのできる時間は「あまりない」というのが現状のようです。(平均1ヶ月〜2ヶ月程度と言われています。)
そこで、今回は短い期間で部屋探しをする時に、どのよう事を心がけまた注意すれば良いのか?お部屋探しを成功させるコツをご紹介していきます。
部屋探しを最短で決める為に大事な事
上京時の部屋探しをする時に、まず最も大事なことは、「決めること」です。
部屋探し初心者に多い事なのですが、部屋なんてなんでもいいや~。と言う気持ちのまま部屋探しを始める方が多いのですが、何事も目的(ゴール)が定まっていないと、あちらこちらに視点が行ってしまい。「最短」などもってのほかです。
決めておきたい希望条件と許容範囲
では具体的に何を決めるのかと言うと、「希望条件」と「許容範囲」です。
希望条件を決めるとは、何処のエリアに住みたい、そこで生活することで何を得たいという抽象的なことから、広さ、間取り、家賃、最寄り駅からの距離、など具体的なことまで自分の希望をざっとで良いのでまとめることです。
東京に行った事の無い場合はイメージがしづらい面もありますが、インターネットなどを利用して、出来るだけ生活後の事をイメージを膨らませながら決めることがポイントと言えるかもしれません。
しかし、この行動とは矛盾するようですが、この希望条件を全て満たす物件と言うのは大概ありません。
そこで次に決めておきたいのが許容範囲です。
許容範囲を決めるとは、先ほどだした希望条件のうち、どこまでの範囲であれば我慢ができるかを決める事です。
要は優先順位を付けると言う事ですね。
全ての希望条件を充たす物件に巡り会うことはほぼゼロに等しいため、絶対に譲れない条件と妥協できるところを整理し、いざ物件を決める時に少しでも迅速、かつ、的確な判断ができるようにすることが目的です。
これをしておくだけで部屋探しは格段に早くなります。
最短を望む時の不動産会社の利用の仕方
当然ですが「最短」を望むのであれば、部屋探しのプロである「不動産会社」を利用するのが最適かと考えます。
不動産会社の利用方法は、大別すると実店舗を訪問しお部屋を紹介してもらう方法と、不動産会社が運営などしているインターネットサイトを通して、お部屋を紹介してもらう方法の2つがあります。
上京する事が目的の場合は、当然近くに東京の物件を持っている不動産会社が無い場合が多く、足を運ぶ手間や時間がおしいため、インターネットを利用した方がより早くお部屋を探せるように思えます。
しかし私のおすすめは実店舗に出向きその不動産会社の営業担当にお部屋を紹介してもらう方法です。
それも一店舗ではなく、複数の店舗を利用した方が良いかと思います。
一見時間が逆にかかりそうに感じますが、『急がば回れ』です。
複数の店舗を利用するメリットは、それだけ多くのお部屋を見る機会が増えるため、当然自分の希望条件に合うようなお部屋に早く出会える可能性があるんですね。
実店舗をおすすめする理由としてですが、インターネットサイト経由のデメリットがあるからです。
インターネットサイトの情報は実店舗より若干古いものが多く、さらには希望のお部屋を探してから、内見、契約に至まで、非対面取引であるが故、不動産会社と上手くコミュニケーションが取れず、手続きに時間を要してしまうケースが多々あるからです。
実際にお部屋を見ずにサイト上で掲載される写真のみだけで決める方法もありますが、自分の希望条件に本当に合致しているか、またリスクヘッジの観点からも実際にお部屋を見ることは必須だと考えているので私はおすすめしません。
楽で手間や時間がかからないと思われるインターネットの方が取引に不慣れであればあるほど時間などが余計にかかってしまうのです。
逆に実店舗取引ではお互いに顔を見ながら決めていくので、先に述べた希望条件と許容範囲さえしっかり伝えておけば、不動産会社の担当者は積極的、かつ、能動的に動いてくれます。
不動産会社としてもゴールと許容範囲が決めてあり、実店舗を訪れてもらえるのは非常に仕事が進めやすく、お客様にも満足した部屋を紹介する事が出来るので。互いにWINWINというわけです。
以上を参考に、自分の希望に沿ったお部屋を最短で探してみてはいかがでしょうか。