部屋さがしをする時に参考にしたいのが賃貸情報サイトの存在だ。
賃貸情報サイトには大きく分けて
- ポータルサイト
- 賃貸仲介会社
- 二次掲載サイト
の3つが存在します。
それぞれにメリットやデミリットがありますが、今回はこの中でポータルサイトに絞って紹介していきます。
賃貸情報のポータルサイトとは?
まず、ポータルサイトサイトとは何なのか?
簡単に言えばヤフー、グーグル等に代表される、ネットの入り口となる場所だ。
元々の語源は『豪華な堂々とした門』と言う意味らしいのだが、要はネットに入るための門として使われるようになったらしい。
賃貸情報に関するポータルサイトと言えば
- CHINTAI|ネットで賃貸
- SUUMO(スーモ)
- HOME’S(ホームズ)
などが代表的だ。
CHINTAIをのぞいて様々な不動産会社の情報を掲載してくれています。
それぞれ詳しく見ていこう。
スーモ
スーモは不動産情報サイトの中で、日本1とも言われているほど情報量の多いところです。・
ただし不動産情報だけを発信しているため、サイトに載っている賃貸住宅は、すべて他社管理となっています。
賃貸住宅サイトはたくさんありますが、自社管理の物件を主に情報を発信しているところと、スーモのように他社の物件を集めて情報を発信するまとめサイトに分かれます。
スーモは不動産情報のまとめサイトの中でも情報量の多さが特長です。
そのためとりあえず賃貸住宅を探すのでしたら、各社管理の物件を一気に見渡せるメリットがスーモにはあります。
そしてスーモの検索機能は多くの条件で絞り込めますので、希望の物件が探しやすいです。
検索等で興味を引く物件が見つかりましたら、普通は現地に行って内見するのが普通です。
スーモの場合は、物件ごとの詳しいデータや写真が充実していますので、内見をするかどうかはサイトを見るだけでかなり絞り込めます。
またはじめての土地ですと様子がわからないものですが、スーモは物件のある地域の口コミもすぐに見れるような構成です。
それ故に物件のある地域の特長などは、サイトを参考にしますとおおよその事がわかります。
賃貸住宅を紹介しているサイトはいくつもありますが、紹介物件の中に客寄せ用の物件が含まれていることがよくあります。
このような所謂サクラ物件は、申し込んでも時間の無駄になるだけで、却って別の物件を押し付けられることも珍しくありません。
スーモの場合は、審査が厳しいためこのようなサクラ物件がないと言われていますので、掲載されている物件が信頼できるところもメリットです。
一方スーモのデメリットは、口コミなどの評判を見ても、これといったものは見かけられませんでした。
ただ掲載物件が膨大な数ですから、いくら検索機能が優れていても、部屋探しに時間がかかります。
これがデメリットと言えばデメリットです。
また同じような物件が沢山ありますので、目移りして中々決められない人もいるようです。
以上がスーモのメリットとデメリットですが、部屋探しをするのならスーモが一番手としてオススメでしょう。
何故なら下手に不動産屋巡りをするより、このサイトだけで探している地域の物件がほとんど見られるからです。
そしてスーモ運営主体が大手企業ですから信頼性が高く、紹介している物件も審査を通った優良なところばかりですから、はじめて部屋探しする人でも安心して利用できます。
賃貸仲介会社のサイト
次に見ておくのが賃貸仲介会社の存在だ。
全国におよそ12万近くの会社、営業所の数でいえば32万店舗もある不動産会社。
(※宅地建物取引業者数です。当業者は、国土交通大臣又は都道府県知事の免許を受けたものであり、宅地建物取引業法という法律の規制によって、宅地・建物の取引を行わなければなりません。)
その中でも、賃貸を専門に扱っているのが賃貸仲介会社です。
先程のポータルサイトからも、個々の賃貸仲介会社に行き着くはずです。
これらのサイトから部屋探しをするメリットは、その会社独自の特徴を利用できる事かと思う。
今回は、賃貸仲介会社の中のうち「大手」の、
- アパマンショップ
- ミニミニ
- いい部屋ネット(大東建託)
などの特徴とその違いについて見ておこう。
「アパマンショップ」
先ず名前を挙げさせて頂くのが、「アパマンショップ」
上戸彩さん、AKB48、飯豊まりえさん、など豪華な有名人をイメージキャラクターとして活用し、メディア露出も非常に多いので、みなさんもご存知かと思います。
全国各所(意外にも関西にはない)に営業所をもっていて、かつ、自社でインターネット掲載(英語・中国語など多言語対応)も行っているため、紹介物件数も多いです。
ちなみに、営業所の数だけでは業界ナンバーワンです。
東京に本社があることもあり、特に東京の物件に強い(紹介数も多く質も良い)ところがあります。
豪華な有名人をイメージキャラクターに活用していることもあり、物件契約時に彼、彼女らのノベルティグッズを貰えるので、ファンの方がグッズ目当てに利用することが多いそうです。
また、キャンペーンも積極的に行っており、不動産業界の繁忙期と言われる、2月〜4月頃になると、一部対象物件について、仲介手数料を家賃の半額又は全額免除にするなど競合他社と差別化を図っています。
fon wi-fiと呼ばれる世界各国に Fon メンバーが利用できるFonWi-Fi スポットのIDやルーターを貰えるのも特徴だ。
mini mini(ミニミニ)
次は、「mini mini(ミニミニ)」です。
ミニミニもアパマンショップ同様、全国各所に営業所をもっていて、かつ、自社でインターネット掲載も行っています。よって紹介物件数も多いです。
ミニミニの強みと言えば、何といっても、「物件契約時のお金の安さ」です。
営業所では常時仲介手数料が家賃半額を謳っていて、敷金礼金がゼロ円とする物件も多く扱っています。
その分、アパマンショップと比べると築年数の古い物件やあまり人気のない物件が多い印象は受けます。
いい部屋ネット
最後は、最近一層知名度が上がってきている「いい部屋ネット」です。
名前にネットと入っているだけあって、インターネット掲載に非常に力を入れています。
正確に言うと、いい部屋ネット自体はポータルサイトにあたります。
いい部屋ネットを運営する大本の、大東建託がいい部屋ネット大東建託と言うサイトを運営していますね。
具体的には、毎日必ず新着物件が更新されたり、引っ越しに関するお役立ち情報の掲載やその他物件契約に関する各種コンテンツの充実など、いまだリアル(営業所など)が主体である不動産業界の中で、インターネットを活用した取引では群を抜いている印象があります。
他にも、「ハウスメイト」「ホームメイト」「エイブル」など、知名度の高い不動産会社だけでも多くある賃貸仲介会社ですが、今回ご紹介させて頂いたように、その会社毎に必ず強みと弱みがあります。
賃貸仲介情報サイトを利用する場合は、ご自分に合う会社を選んで、素敵な部屋を見つけてみてはいかがでしょうか。