ラ・パス~La Paz~

今回紹介する体験談はウユニで有名な南米のボリビアの首都でのお話です。
まずはボリビア自体の基本情報に目を通してみてください。
ウユニ編と少しかぶるところがあるかもですが、改めて書かせて頂きます。
◇ボリビアの首都(憲法上はスクレ)
◇人口80万人程
◇言語 スペイン語
◇通貨 ボリビアーノ Bs
2013年5月 現在 レート 1Bs≒14円
◇両替 銀行 闇両替 クレジットカードでATM
◇行き方 マイアミ経由 ダラス経由など 直行便は無し。
◇気温 高地の為寒いです。現地の夏にあたる11月あたりでも昼間暑くて夜肌寒い位。
長袖は必需品。
◇観光手段 徒歩でも頑張れば可能ですが、高地でかなりキツイ。
離れた場所に行くにはタクシーか、現地の人が使うバス「ミクロ」「コレクティーボ」が良いです。
ミクロはBs2~3位で、タクシーはその3倍位。
ミクロは安いけど、バス停などなく走っているバスを捕まえ乗り込むため、少々難易度が高いかも。。
目的地別に番号があるので、調べるとわかりやすいかも!!
その他、市内を説明付きで一周してくれるバスツアーがあります。
ロンドンの2階立てバスみたいのだったとおもいます。
見どころを効率的に回りたいならグッドかと☆
 
何度かボリビアの旅情報でもお話している通り、このラパスは標高が高く、その高さ3600メートル程、富士山の上程なんです。
空港はさらに高い位置の4000メートル近くあり、世界一高い空港と呼ばれています。
(写真データーが見つからなかったので、トリップアドバイザーさんから、写真を頂戴してきての紹介です。)

ラ パス (トリップアドバイザー提供)
それだけ高いので、空気は薄くなるのはもちろんですが、すり鉢状な形をしているため、ともかく坂が多い!
最初は少し歩いただけでも疲れます。
そんな中、現地のオバちゃん達は大荷物を抱えて元気に歩いていますが(笑)

ラ パス (トリップアドバイザー提供)

ラ パス (トリップアドバイザー提供)
ともかく、そんな感じで体への負担は大きです!僕はウユニの方から除々にあがってきたので大丈夫でしたが、
飛行機で直接ラパスINした人は、初日は無理しないでくださいね!
「あ~、長旅だった~!!取り敢えず酒だ!」なんてやると、高確率で二日酔いになります☆
さて、ここまで辛い話ばかりでしたが、ここからは観光話です!
ボリビアの魅力は人によって様々だと思いますが、僕的にテンションが上がったのは物価の安さ!!
南米は基本的に物価は安め(チリ、アルゼンチン、ブラジルは少し高め)ですが、その中でもトップクラス!
僕がペルーとの国境の町コパカバーナで泊まった宿は、日本円で300円くらい!
ご飯も現地の方々が使うような食堂なら、100円あれば余裕かと!
もちろんボリビアーノ換算ですよ。
エスニック系の服や、今流行の山ガールに使えそうな服も、お土産も、ご飯も、安ぃ!!!
ラパスなら、様々なものが揃っているので、ここで買い物三昧もありかと思います。
食べ物は正直あまり美味しくないのですが、「現地のローカル食事の一つに「エンパナーダ」と言う、料理があり、個人的にはかなりヒットしましたね!
生地に玉子や、ひき肉等を詰めて揚げた軽食スタイルの品で、町のあちこちの屋台で売っています。
基本つくり置きが多いですが、場所によっては揚げたてでこれがかなり美味しい☆

ラパスの主な観光名所

サガルナガ通り

安宿や店などが並ぶ中心的通りか、坂を登る通りには南米の動物で有名なリャマの毛皮の服や、民芸品、人形など様々な商品を売っています。
日用品ももちろん揃うので、この辺りに宿を取れば困る事はまず無いと思います。

魔女の市場

サガルナガ通りから一本それた道沿いの通り、現地の儀式で使うグッツが並ぶ通りなんですが、まぁ怪しげな香りと雰囲気が漂う通りです。
お香の香りやリャマのミイラが道端にはみ出して並べられていて、現地の人がお祈りなどで使うすおうですが、見るだけでも割と飽きません。
記念に1つ買うのもありかも?? 日本に持込出来るのかな・・?

ラ パス (トリップアドバイザー提供)

ハエン通り

南米地区は昔スペインに侵略されていた地域、旅をしているとその面影をあちらこちらで見かけます。
この通りもその1つ、カラフルな建物が並ぶ、騒がしいボリビアぽっくない落ち着いた雰囲気です。
僕は入らなかったのですが、博物館が何軒かあり無料で入れる所もあるそうなので興味がある方はどうぞ!

ラ パス (トリップアドバイザー提供)

ライカコタの丘

市街地の中心部にある丘にある公園で、市街地を一望できます。
子供向けの遊具みたいのが並び、現地の人のくつろぎポイントでもあるようです。
僕は現地で出来た友達と行きましたが、正直行っても行かなくても・・・かも??

ラ パス (トリップアドバイザー提供)

月の谷

市街から車で30分程の場所にある、月の様な地形がみられる場所、奇岩が並びちょっと不思議な雰囲気。この場所まで行くミクロがあります。
先に説明したバスツアーでも、含まれたプランがあるそうです。

ラ パス (トリップアドバイザー提供)

デスロードツアー

ルレナバケでも紹介しました、デスロードをマウンテンバイクで下るツアー、かなりスリリングな体験が出来るらしい。スリリング過ぎて死者がでたという話も。。。

プロレス観戦?

僕は見てないのですが、現地のオバサンが戦う、ちょっと変わったプロレスがあり人気らしいです。

ラ パス (トリップアドバイザー提供)
ちにみに、ラパスは新市街と、旧市街に分かれていて、紹介したのは殆どが旧市街です。
新市街は現地の方の高所得者や、企業が並ぶ地域で少し良い食事や、カフェが好みなら、こちらが良いかも?
まぁ、ボリビアらしさがあまり無いので、ここで行く必要は無い気もしますが。。。
ボリビア全体に言える事ですが、あまり治安はよくないので、各自しっかり気をつけてください!
逆に言うとそれさえ気をつければ、物価は安いし見どころ満載で、楽しい旅が出来る国だと思いますので、南米を訪れた際は是非足を運んでみたくださいね!
最後にボリビア旅行のおすすめの持ち物を紹介しておきます。

高地ならでは!ボリビアのおすすめ持ち物

◇酔い止め、頭痛薬 4000メートル級の場所にあります。飛行機で行くと高山病にかかる可能性大!
◇リップクリーム 同じ理由?空気が澄んでいて乾燥しています。
◇日差し避け道具 太陽がすぐそばに感じます。現地の人と一緒に黒くなっちゃうかも!?
◇スペイン語の旅行会話ブック 英語は街中だとほぼ通じません。。