今回はスキー場のホテルでリゾートバイトを経験した『真紀さん』に体験談を語ってもらいました。

草津ナウリゾートホテルでのリゾートバイト体験!

今から8年前、大学を卒業する最後の年の冬にスキー場近くのホテルで冬季限定のリゾートバイトをしました。

名前は忘れてしまったのですが、地元の派遣会社を通して勤務地を紹介してもらいました。
場所は草津国際スキー場近くの草津ナウリゾートホテルという場所で、その中にあるビュッフェレストランでホールとして働く事になりました。

大学が春休みの1月、尚且つ卒業旅行に行くまでの間という短い間でしたが、1ヶ月間で約12万近くは頂けたように記憶しています。今では12万では生活出来ませんが、当時大学生だった私には大金でしたね。

しかも、そのアルバイトをしている間は寮生活で仕事がある日はご飯も出たので、ほぼそのお金が貯まったのは大きかったですね。
仕事の内容を話していくと、まず、初日は社員さんからの説明から始まりました。だいたいの仕事の内容、仕事中の休憩・食事について、宿泊場所について等、私たちアルバイトのこと全てをその方が請け負っている人という感じでした。

とてもユーモアのある方で「リゾートバイト中はアルバイト同士で恋愛関係になりやすいが、東京に帰ると一気に魔法が解けるから注意してください」と言っていたのには笑ってしまいました。
リゾートバイトでは恋愛ネタが尽きないと聞いていましたが、こんな感じに担当者の方から言われたのは意表をつかれましたね。

募集の説明通り、主な仕事内容はホールでした。レストランの閉店後には掃除もやりましたが、1日の大半はブッフェの料理がなくなっていないか、来店されたお客様をお席に案内する、お客様からの質問に対応するという内容でした。

他のリゾートレストランで勤務したことがないので何とも言えませんが、他のレストランよりも楽な仕事だったのではないかと思います。というのも、ブッフェなので基本的にはお客様が自分で料理を取りに行きます。

私たちはその隙を狙ってお皿を下げたり、落ちてしまった料理やナプキンをたたんで椅子にかけておくだけなので、注文を受けたり料理を運んだりすることはほとんどなかったからです。

料理がなくなってしまいそうになると、キッチンの方に伝えて補充をお願いするのですが、キッチンの中は戦場のようで、気性の荒い人から怒鳴られたりするのはちょっと憂鬱でしたが・・・。しかし、それもホールの責任者の社員さんがインカムでキッチンの中の料理長らしき人とやり取りをしていましたので、私たちの出番はそんなにありませんでした。

仕事以外の面で見ると『賄い』はやはり美味しかったですね!近くにコンビニもありませんでしたので、キッチンの方が作ってくれた食事を頂けるのは、一日の最大の楽しみでした。

体力勝負な仕事でしたが、とても楽しい思い出になりました。ちなみに、恋愛に発展するような出会いはありませんでした(笑)